バイクに乗りたいを最強のモチベーションに変える
天気のいい週末、窓の外から聞こえる他人のバイクの排気音に、授業中そわそわしてしまうことってありませんか?
自分はしょっちゅうです。
「あー、今すぐ講義室を飛び出して走りに行きたい…」なんて考えながら、目の前のレポート課題やテスト勉強に絶望する。バイク乗り大学生にとって、学業と趣味の両立は永遠の課題ですよね。
でも、自分は思うんです。勉強があるからバイクに乗れないじゃなくて、バイクに乗るために、死ぬ気で勉強を終わらせる。
この思考の切り替えこそが、時間を生み出す第一歩です。
ダラダラとスマホをいじりながら机に向かう3時間より、ツーリングという最高のご褒美をぶら下げて集中する1時間の方が、圧倒的に成果が出ます。
今回は、自分が実践しているバイクに乗る時間を捻出するための勉強術を紹介します。
タスクの可視化と優先順位
まずやるべきは、自分が抱えている課題を全部書き出すことです。
レポートの締め切り、テストの日程、サークルの用事、バイトのシフト。これをすべて頭の中だけで管理しようとすると、なんとなく忙しいというプレッシャーだけで精神力が削られます。
自分はスマホのTodoリストやカレンダーアプリを使って、全てのタスクを書き出しています。そして、それぞれのタスクに所要時間とデッドラインを設定します。
ポイントは、締め切りギリギリに設定するんじゃなくて、金曜日の夜までに終わらせるという風に、自分の都合で締め切りを前倒しすることです。
こうすることで、土曜日の朝7時出発というゴールから逆算して、今やるべきことが明確になります。これが終わらないと明日のツーリングは無しという背水の陣を敷くことで、集中力は段違いに上がりますよ。
スキマ時間を制する者はバイクライフを制す
大学生の特権であり、最大の武器がスキマ時間です。授業と授業の間の空きコマや、通学の電車やバスの中。この時間をなんとなくSNSを見て過ごす時間にするか、課題を片付ける時間にするかで、週末の自由度が決まります。
自分は、まとまった思考が必要なレポート作成などは図書館に籠もってやりますが、暗記系や参考文献読み、レジュメの整理などは、徹底してこのスキマ時間に詰め込みます。15分あれば英単語は覚えられますし、30分あれば講義の復習は終わります。
家に帰ってからやろうは禁句です。家に帰ったら、自分たちはバイクのメンテナンスをしたり、ツーリングのルートを考えたりしたいので。
大学にいる間に学生としての義務を完了させて、校門を出たら一人のライダーに戻る。このオンオフの切り替えが、精神衛生上もすごく大事だと自分は感じています。
スマホを封印してポモドーロ・テクニック
いざ机に向かっても集中できない時は「ポモドーロ・テクニック」がおすすめです。これは25分集中して、5分休憩するを繰り返すだけのシンプルな方法です。
人間の集中力なんて、そんなに長く続きません。とりあえず25分だけガチでやると決めて、その間だけはスマホを機内モードにするか、カバンの奥底に封印します。通知が来るたびにスマホを見ていたら、いつまで経ってもバイクには乗れません。
25分経ったら、5分間は好きなバイクの動画を見てもいいし、コーヒーを飲んでもいい。このメリハリをつけることで、驚くほどタスク消化のスピードが上がります。
早く終われば終わるほど、愛車との時間が増える。そう考えれば、苦痛な勉強もツーリングへの助走だと思えてきませんか?単位もしっかり取って、堂々とバイクライフを楽しむ。それがカッコいい学生ライダーだと自分は思います。
