バイクに乗る以上は、必ず保険に加入する必要があります。また、万が一のことを考えると任意保険(バイク保険)に加入しておくべきでしょう。
保険料の安さも大切ですが、補償範囲が必要な分をしっかりカバーしているかどうかも重要です。バイク保険を選ぶ際には「保険料」と「補償内容」という2つの軸で比較してみましょう!
保険料と補償内容のバランスを取る
保険料は補償範囲・補償対象・補償額の上限・等級・年齢といった様々な要素で変わります。特に、補償範囲が広ければその分だけ金額はかかります。そのため、保険料と補償範囲にうまく折り合いをつける必要があります。
ちなみに、保険には代理店型とネット型(ダイレクト型)の2種類があり、ネット型のほうが仲介のないぶん安くなります。ネットを使い慣れているならネット型を選んだ方がオトクになりますよ。安い保険会社を探すためには、複数の保険会社から見積もりを取って比較しながら探すことも大切です。
補償内容を検討する
任意保険は、自分で補償内容を選択することになります。以下の主要な補償内容について理解して、自分に必要かどうか検討しましょう。また、補償を入れるだけではなく、補償の上限額も併せて考える必要があります。
対人賠償
事故を起こしたときに、相手にケガを負わせたり死亡させてしまった際に補償をするものです。状況によっては数千万、数億もの損害賠償が発生するため、こちらは無制限で入れておくのが基本です。
対物賠償
事故を起こしたときに、人だけではなく相手の車やバイク、ガードレールなどのモノを壊してしまった際に補償をするものです。損害といっても目に見える破損だけではなく、事故によって休業を余儀なくされた店舗や公共交通機関に対する損害賠償責任を問われることもあります。
人身傷害保険
こちらは事故に遭ったとき、自分がケガをしたときや死亡したときに保険金が支払われます。バイク搭乗中の事故を保証するのはもちろんですが、補償範囲を広げれば、バイクに乗っていないときのケガも保証してくれる保険もあります。基本的に自分だけが補償対象で、同乗者も補償対象にする場合には、搭乗者損害補償を別途組み込む必要があります。
車両保険
こちらは自分のバイクを修理する必要性がある場合に、修理費などを補償してくれます。事故に限らず、いたずら、盗難、災害もカバーしている保険もあるので、どこまでが補償対象となっているか確認してみましょう。